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動物保護活動の現状を見つめる

動物に対する考えが全くの「後進国」という現実に向き合う

動物保護近年日本では、動物の殺処分ゼロに向けての運動が起こり、各地で多くの動物愛護家が立ち上がっています。

「The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way Its animals are treated.(国の偉大さ、道徳的発展はその国における動物の扱い方でわかる)」という言葉があります。

日本は先進7カ国の一国でありながら、動物に対する考えは全くの後進国だと言っても過言ではないでしょう。法律でも動物は「物」として扱われ、人間たちの勝手で放棄された犬や猫は「処分」されるのです。

株式会社ギフトタンクは2010年設立当初より、収益の一部を保護団体に寄付するなどの活動を行なってきました。(ギフトタンクの保護犬サポート及び寄付金は4年間で10,560,000円となっております)

しかし、捨てられる犬や猫、捕獲され処分される野犬は、あとを絶ちません。2017年のデーターによれば、年間で犬1.6万頭。
猫6.7万頭が、殺処分されています。

過去10年間の推移を見ると殺処分数は1/3以下に減少してきているといえども、1日に換算すると殺処分される犬猫は225頭にものぼるという実に嘆かわしい状況です。

 

過酷な活動を強いられている保護活動の現場とは

動物保護殺処分とは、各地方自治体が運営する動物保健センターが引き取った動物を致死させることをいいます。

予算や人員等の制約により、1週間程度で殺処分を行うところもあれば、中には原則的に殺処分を行わず収容し続けたり民間団体の協力を得て里親に譲渡するという活動で、殺処分ゼロを宣言している自治体もあります。
しかし、保護活動の現場の負担は軽減することなく過酷な活動を強いられています。

殺処分ゼロを宣言している自治体は、ボランティアと行政の連携で成し得たと明言しているほどボランティア団体の活動や功績には目を見張るものがあります。

一方で各都道府県のすべてが、ボランティアを受け入れ連携しているわけではありません。
命に期限を作り、期限がくれば容赦なく処分するセンターも少なくはありません。

このような動物たちは人に捨てられ人間に疎んじられるために生まれてきたのでしょうか?
命の重みは、人間と動物でどれほどの違うのでしょうか?
そして、それを誰が決めたのでしょうか?
そして、誰が決めて良いのでしょうか?

私が子供の頃、きちんと飼うつもりで餌を与えていた野犬を近所の通報で捕獲されそのまま、私たちの到着を待つわけでもなくその命は奪われました。
それから何十年も経つのにいまだ同じことが繰り返されています。

 

同じ人が何頭もの里親になる状況を迎えている「里親制度」の陰り

動物保護各所で里親を募集する団体が現れ、昨今はSNSの登場で他県への譲渡も可能になりました。

拡散の力は、侮れません。しかし狭い日本の環境・住宅事情などの条件が阻み、同じ人が何頭もの里親になる状況も増え里親制度にも陰りが見えてきているのが現状ではないでしょうか?

株式会社ギフトタンクは企業として取り組めることはないか模索し、2017年。

動物にまつわる才能をもつ人々「gifted」のマネージメント・プロデュースを定款に加え、株式会社ギフトタンクとして生まれ変わり以下の事業に取り組んでいます。

 

株式会社ギフトタンクの事業ご紹介します

ギフトタンク

人と動物のバリアフリーな社会の実現を目指し、弊社が提供する動物通訳士カレッジや探偵犬トレーナースクールは今後社会で多くの役割を果たす事でしょう。

またコンテナハウスを改造して保護犬のためのシェルターを寄贈するというような、動物保護活動や保護支援、動物をよく知るためのアニマルコミュニケーション無料教室開催や里親探し等を行っています。

1. 動物の言葉を伝えられる動物通訳士の育成

2. 動物の素晴らしさを伝える写真家。

3. 教育を受ければ人と共存できるであろう動物のトレーニングを行うトレーナーの育成やマネージメント

4. 里親制度に変わる、新たな動物救済の提案と救済基金運営

  • 探偵犬育成、老犬、老猫の介護などの大家制度や犬主、猫主(スポンサー)
  • 育成、介護のための人材確保、運営のための救済基金

5. 動物愛護法改正への活動

6. 啓蒙のためのドキュメンタリー映画の制作

7. 動物関係のエキスパート(写真家、各種トレーナー、動物通訳士、アニマルセラピストなど)のマネジメント