元保護犬ブラッキー

元保護犬ブラッキー

みんなを救うための『ブラッキートレイン』という名の冒険

僕は同胞犬のウォンちゃんと腹ペコだけど自由に生きていた。

だけどある日、ごはんにつられて檻に閉じ込められ、どこか知らない場所に連れて来られた。

僕は銀色の冷たい壁に写った「僕」を見つめ震えることしかできなかった。

あるとき僕は外に出され、こんな風にお風呂に入れられた。

岡山の保護団体 しあわせの種たちの人たちに助けられたとあとから知った。
そして、一度は違う里親さんの元に送り出されたけど
なんか違う気がした。
でもそのあと、運命の出会いが…

僕の名前は
ブラッキー ムート トレイン
黒くないのに
ブラッキー

エリッククラプトンさんというミュージシャンがいて、クラプトンさんは古いギターを集めてそれぞれのよいところを組み立ててギターを作ったらしい。

そのギターがブラッキーと呼ばれ、クラプトンさんが相棒にしたおかげで、フェンダーというギター屋さんが、ブラッキーモデルをたくさん作って多くの人に愛されるギターになったんだって。

クラプトンさんのギターのように、古くなってみんなに忘れられたギターにいろんな手を加え新しく生まれ変わる。

僕らみたいに捨てられ、存在を忘れられたけど助けられて幸せになる仲間、
わんちゃんやねこちゃんが、クラプトンさんの「ブラッキー」のように多くの人に愛され多くの人に幸せを運ぶようにという思いがこめられているらしい。

なんかいい感じ
そしてムート…
ドイツ語で「勇気」
僕はまだまだ弱虫だけど、
多くの仲間たちを救えるように
捨てられる子や殺される子がいなくなるように
みんなを救うための冒険中だ。

ブラッキートレインという名の冒険

 

ブラッキートレイン・パトロネージュプロジェクト

「それはまさに命を繋ぐ、途切れることのない列車」
Blackie Train Animal Patronage Project

元保護犬・ブラッキーの物語を通して、今まさに、多くの救いの輪が広がり始めています。

本プロジェクトのご紹介

人間に飼われていたのに、飼い主の身勝手な行動から捨て犬・捨て猫になってしまった動物たち。
また、殺処分を免れて保護されている動物や里親を探している動物―。
近年、自治体の努力もあり日本全体でも殺処分される動物の数は減りつつありますが、多くの理由によって愛のある生活を奪われ、生命を脅かされ、救いを求めている動物たちはまだまだ沢山います。

このプロジェクトのきっかけとなった元保護犬・ブラッキーの物語を通して、今まさに、多くの救いの輪が広がり始めています。
本来、人間も動物も同じ自然界の仲間。
飼う・飼われる、救う・救われるという上下関係ではなく、お互いコミュニケーションしながら、ともに生きていく存在なのです。

私達は、これからご紹介する3つのプロジェクトにより、人間と動物のあたたかな絆を取り戻し、深めることで、サポートのネットワークを繋げる、という目標に向かって走り出しました。
ですが、私達にはまだまだ、多くの仲間が必要です。
これらのプロジェクトに共鳴して頂ける方、ともに繋がることが出来る方を探しています。